徳田裕子さんデザインによる「still green」(未熟)という名の一輪挿し。
ceramic japan(セラミックジャパン)が作る水差しがモチーフのデザインは、立体的に柔らかな曲線を描き、清潔感あふれる純白とともに、生けた草花をいっそう鮮やかに見せる。
形状は中空の輪郭で描かれ、花器の向こう側を覗いた風景と共にオブジェの装いに変えてしまう。
中空の底部に水が溜まると花瓶全体が安定し倒れにくくなる構造となっている。また、取っ手を使えば、草花を生けたまま移動できるのでとても便利。
季節の草花と向こう側の風景をきまぐれに変えて、さりげなく変化のある空間を家族で演出してみるのも良いでしょう。
- Size
- w160xh240xd70(cm)
- Function
- 一輪挿し
- Origin
- 日本(愛知県瀬戸市)
- Designer
- 徳田 祐子
- Brand
- ceramic japan
- Materials
- 白磁
Story about this product
世界に知られる瀬戸物が生まれた愛知県瀬戸市
ceramic japan(セラミックジャパン)のある愛知県瀬戸市は、中部経済圏の中心地である名古屋市の北東約20kmに位置しています。日本有数の陶磁器である瀬戸焼の生産地として名が知られていますが、瀬戸物という名称は、この地の古くからの地名である「瀬戸」に由来しているものです。市内は小高い山々が囲まれ、その丘陵地帯には焼物の原料となる良質の陶土やガラスの原料となる珪砂(けいさ)を豊富に含まれています。こうした恵まれた自然は、瀬戸の窯業の発展に大きな支えとなっていき、窯業に携わってきた人々のたゆまぬ努力と共に、瀬戸物を焼物の代名詞として日本のみならず、世界の人々に知られるようになりました。毎年9月には「せともの祭」が開催され、全国最大級の陶器の廉売市として、約50万人の人出で市内が賑わいます。