yumiko iihoshi porcelain のイイホシさんと一緒に手がけたのは、ソープディッシュ。
このソープディッシュ、イイホシさんと発達障がい・精神障がい・知的障がいのある人の就労訓練をする「エクスクラメーション・スタイル」との共同プロジェクトで作り上げました。
そして、このソープディッシュにはストーリーがあります。
ウロコは一枚一枚がまとまって一匹のサカナになっています。
そのウロコを皆さんが一つ一つ持っていただき使っていただく。
一人一人が社会を作り上げている事を、このソープディッシュを使用し感じていただきたい、という思いが込められています
実際、この商品を作るにあたり色々な方が参加していただき、ウロコをまとったサカナとして作り上げています。
このソープディッシュを使って、一匹のサカナになっていただけると嬉しいです。
リビングでは、アクセサリー置きとして、また、輪っかのスタンドの方はカトラリーレストとしても使用できます。
まるで洗面所を泳いでいるかのような丸みを帯びたウロコのようなフォルムは、手を磨く石けんにピッタリ。
カラーは3色。かわいいピンク、落ち着きのあるグレー、どんな場所にも合わせやすいライトグレー
別売のスタンドを置くと、直接濡れずにすむ水よけにもなります。
エッジの部分は、釉薬の剥がれなどはあります。焼き物の個体差をお楽しみください
また、製造工程で気泡なども発生しますのでご了承ください
裏面は、撥水処理をしています
つなげて使用すれば少し大きなものなども置ける様になります
アクセサリー置き場などとしてもご使用ください
3つ置くと鍋敷としても良さそうですね
様々なウロコが描かれたパッケーです。ギフトにも
持続可能な開発目標SDGsについて
このプロジェクトは、SDGsについても積極的に活動いたします。
発達障がい・精神障がい・知的障がいのある人の就労訓練をする「エクスクラメーション・スタイル」が製造を行うことにより8番と10番の目標を叶えます
各目標は下記となっています。
8.5 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。
8.6 2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。
10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する
今回の商品は、京都で活動を行っている「エクスクラメーション・スタイル」が製造をしています。
「エクスクラメーション・スタイル」は、発達障がい・精神障がい・知的障がいのある人の就労訓練を提供している施設です。
!-styleの就労支援
障がいのある人が働く一般的に「作業所」と呼ばれる施です。様々な気づきや、驚きを創り出す場所として、「!-factory〜エクスクラメーション・ファクトリー」と名づけました。
これまで、障がいのある人の仕事としては、企業からの下請けの「内職的な仕事」や、自分たちで商品を作る「自主製品」と呼ばれる商品をバザー等で販売するのが主流でした。
しかし私たちは、「働く」という事には障がいの有無は関係が無いと考え、一般的な流通により「商品」を販売をする事こそが、その人の仕事を尊重し、大切にしている事だと考えています。
障がいのあるクルーがプロとして生産した商品を、販売のプロの手によってお客様にお届けする一般的な流通を目指しております。
: PRODUCT TEAM
花器や生活雑貨、食器を中心に、店舗や企業からのご注文を受け、アクセサリー、食器、タイルなど、別注の商品も製作しています。
できるだけ簡単な方法で質の高い商品ができるよう、道具や製作工程を考え、作業に取り組んでいただいています。
作業を通して、人とのコミュニケーション力、一日仕事を続ける力など、社会の中で必要になる基本的な力を身につけていただきます。また、仕事を達成する喜びや、次の仕事への意欲を日々の活動の中から感じていただけるよう支援しています。