器作家の中村かおりさんの「日常のなかで、ふとした非日常を感じられるような器をつくれたら」そんな思いを感じるカップです。
中村さんは沖縄で活躍されていた器作家で、現在は千葉で活動されています。
琉球ですと、「やちむん」と呼ばれる沖縄ならではの焼き方の器が多いですが、中村さんは磁器作家という珍しい方です。
ただ、その分、作品は使いやすくそれほどナーバスにならなくても使用できます。
中村さんの作風は「植物」や「鳥」、「自然」を器に模したものが多く、この風シリーズも沖縄の綺麗な風を想像させるとても蒼いラインが特徴です。
窓から優しい風がそよそよと流れ、時間がゆっくり流れてくれる。そんな気持ちにさせてくれるシリーズ「風」です。
少し滲んだラインが風を想像させるのかもしれません。
作家の手作り製なので、一つ一つ、形が違ってきます。また焼物の特性上、歪みやサイズが違うますのでご了承ください。
一緒に販売しているプレートをソーサーがわりにしてもあいますね。
こちらの商品は、左のカップ(大)になります。
マグカップくらいの大きさです。
作家の手作りなので、焼き具合によって様々な個性があります。
このように、焦げ目のような点がある場合もあります。
ホクロのようなチャームポイントですね。
青いラインも、にじみやカスレなどが存在します。こちらも作家の手作りの風合いなので個性を楽しんでください。
裏面には中村さんのブランドの印の蝶々のマークが入っています。
マーク自体は、凹んでいるものと、凸になっているものがあります。
焼き上がりの形状も一つ一つ違います。少しサイズや形状にばらつきがりますのでご了承ください。
正円ではなく、手作りの雰囲気が伝わります。
中村さんの作業風景です。
2005年 沖縄県立芸術大学 工芸専攻陶芸コース卒業
東京の陶芸教室にて講師をしながら制作活動
2011年 沖縄の陶芸教室で常勤をしながら作品の販売を開始
2014年 那覇に工房を構える
2015年 個展 花に風 @kufuu 宜野湾
2016年 個展 promenade sur la ta
@LOTTA 読谷
2017年 個展 good buy OKINAWA @GARB DOMINGO
2017年 千葉に拠点を移す
2017年 グループ展 沖縄からの風 @gallery MADO 西荻窪
2018年 個展 @gallery MADO 西荻窪
現在は、全国各地で個展、グループ展などに出品し活動しています。
中村さんの他の作品の原型です。有機的なモチーフが綺麗です