ARIGATO AIDとは?
ARIGATO GIVINGは売上げの一部をNGO・NPOの活動に援助しております。あなたのお買い物が、ソーシャルアクションにつながっています。 まだまだ、ちいさな活動かもしれませんがお買い物を通じて参加して頂ければ嬉しいです。
「ARIGATO AID」寄付先の団体(2013.1月〜2013.12月)
シャプラニールの主な支援活動
チョール(中洲)における児童教育支援
中洲とは言えその規模は離島で、他の支援は届きづらく教育の機会も限られています。1つのチョールの、2つの村において、特に貧しい家庭の子ども対象に8つの児童補習学級を運営しています。しかし、依然として子どもの未就学率や落第率は高い状態です。これまで不定期開催であった保護者や地域住民とのワークショップ(意見交換会)を定期的に行い、子どもたちの就学状況の改善にも取り組んでいます。
障害者の社会的地位および経済状況の改善支援
これまでも、障害者を対象に、リハビリテーション支援や補装具の提供、収入向上支援、地域住民への働きかけを行っていました。さらに障害者の抱える現実を行政・学校関係者・地域住民へ訴える啓発活動の規模を拡げて取り組むほか、障害者グループを通じて障がい者自身が地域社会に直接声を届けられるような支援を行っています。
サイクロンが多い地域での地域防災支援
これまではバゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ村の中の2つの集落で、青少年や農家を対象としたサイクロンからの復興支援と災害対策を行っていました。今後、地域の小中高校や行政を巻き込んで学校教育に防災カリキュラムを組み込んでいくこと、そして防災について学んだ子どもたちを起点として地域に防災の取り組みを波及させていくことを目指しています。
家事使用人として働く少女への支援
バングラデシュ首都ダッカと第二の都市チッタゴンに設けた4つのセンターで基本的な読み書きや家事の仕方、生活改善に必要な知識の習得を支援しています。また、雇い主への家庭訪問と地域住民への意識啓発を行うことにより、少女たちを取り巻く人々の行動変化を促し、少女たちへの支援活動に加え、少女たちの現状を広くバングラデシュ社会に訴えて行く事業を計画しています。さらに、問題意識を同じくするNGOや国際機関との協働、政策決定者に対する働きかけ、マスメディアなどを通じた企業や市民の巻き込みを目指しています。現在は、少女たちが都市部へ出て行かなくても済むようにするための農村部での活動も検討中です。
バングラデシュ北西部先住民族の子どもたちの文化教育支援
サンタルと呼ばれる先住民族の子どもたちが独自性を維持しつつ将来的にバングラデシュ社会と共存できる力を得られるよう、青少年を中心としたグループによる活動を通じて先住民族の文化を伝承する活動を行っています。また、ベンガル語を母語にしない子どもたちが、ベンガル語で進められる小学校の授業に落ちこぼれないよう就学支援教室を開催しています。
チッタゴン丘陵地域における先住民族支援
チッタゴン丘陵における平和構築活動のほか、現地で起きている民族紛争の被害者支援が主で、特に弱い立場に置かれがちな女性と子どもを支援しています。女性たちが民族や宗教の違いを超えて互いに協力し合い、被害を受けた女性や紛争で親を失った子どもたちの就学継続をサポートする寄宿舎学校の生徒へ奨学金支援を行っています。
洪水が多い地域での地域防災支援
洪水対策が不十分な川の近くの集落で、これまで住民が自主的に行ってきた活動を支援する形で洪水の被害を軽減する活動を行っています。自分たちが活動を決めるのではなく住民と一緒に集落ごとの防災活動計画を立て、内容によって私たちが支援したり、行政等からの支援とつなげたり、住民自身の活動を後押ししたりして住民自身の防災力を伸ばしています。
カトマンズ盆地におけるレストラン児童労働の予防と削減
レストランで働く子どもの削減に向けて児童労働をモニタリングする委員会を市役所内に設置し、きちんと活動するようカトマンズ盆地内の3つの市役所に働きかけています。テレビやラジオCMを使って一般市民への児童労働への啓発キャンペーンを実施したりする予定です。
西ベンガル州北東部の紅茶園スラム居住者などの支援
インド西ベンガル州の北東部における紅茶農園の労働者や零細農民を対象にした活動です。住民組織を結成、家庭菜園や家畜の肥育などを通じた生計手段の多様化や雨水利用による飲料水の確保、熱効率の良い改良かまどの設置促進、住民と地方行政との連携などを通じて、人々の生活状況の向上を目指しています。
東日本大震災・被災地支援活動
いわき市内で被災し、あるいは福島第一原発事故による避難を強いられ、避難生活を余儀なくされている被災者を主な対象とした活動を継続しています。2011年10月からいわき駅前で開設している被災者のための交流スペース「ぶらっと」の運営を中心とし、そこへは来ていない方への対応も含め、長期化する避難生活の中で増大する不安感や孤独感を解消するための取り組みを行っています。また、薄れゆく震災への関心を喚起する活動にも取り組んでいます。
シャプラニールへ直接寄付する
ノートやペンなど子どもたちが使う備品を1人分揃えることができます。
サイクロンの被害や防災にについて伝えるフィルム上映会を1回上映することができます。
松葉杖を1本買うことができます。
農村に暮らす若者9人が2日間の防災に関する研修を受けることができます。
雇い主や市民レストランで働く子どもがいなくなるよう呼びかけるテレビCMを1回流すことができます。
家事使用人として働く少女たち80人に1冊ずつ文字の練習のためのノートを配布することができます。
家事使用人として働く少女たちの支援センターに常備している救急箱1つの1年分の薬を買うことができます。
聴覚などに障がいがある2名が3か月間のミシン研修を受けることができます。
チッタゴンに設けた家事使用人として働く少女たちのための支援センターの部屋を1か月借りることができます。
洪水の被害を受けた人々20名が3日間のハザードマップ(防災地図)を作るための研修を受けることができます。
シャプラニールのフェアトレード「クラフトリンク」
フェアトレード(Fairtrade、公正貿易)とは、「南」の生産者と「北」の消費者が対等な立場で行う貿易です。適正な賃金の支払いや労働環境の整備などを通して生産者の生活向上を図ることが第一の目的です。1964年、アメリカのNGOによってプエルトリコの女性たちが作った手工芸品を本国の教会で販売したのが最初の試みと言われています。1960年代には、イギリスやオランダなどヨーロッパで、手工芸品や砂糖などの販売を通じた途上国支援がはじまっていきました。シャプラニールは、1974年からバングラデシュの手工芸品の生産と販売活動をはじめました。おそらく日本で最初にフェアトレードに取り組んだ団体といえるでしょう。2003年には、フェアトレードを通じて「作る人」と「使う人」がつながって、地球が笑顔でいっぱいにしたいという思いを込めて、シャプラニールのフェアトレード活動を「クラフトリンク」と名付けています。
特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
TEL:03-3202-7863 / FAX:03-3202-4593
URL:http://www.shaplaneer.org/